種まく旅人 くにうみの郷
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農林水産省の地域調査官・神野恵子は、アメリカから帰国して、霞が関で政策づくりに携われると思っていたところ、次官の太田から淡路島への赴任を命じられる。
出向先は淡路島市役所の農林水産部。若い女性官僚への対応に戸惑う職員たちをよそに、恵子はさっそくリサーチを始める。ベテラン職員の津守の案内で最初に向かったのは、漁業組合長の桜井が営む海苔の養殖場。水質の変化による海苔の色落ちや生産高の低下について聞き取りを行う恵子だったが、従業員の豊島渉の反感を買い、また津守を怒らせてしまう。